ライオンキング

20年ぶりに観ました。

 

大好きな作品なのに録画するのを迷った理由。

 

シンバの父であり、王様であるムファサの死の場面があまりに辛すぎるからです。

 

強くて逞しくて偉大で威厳があって。

 

叱る時にはきちんと叱り、色々なことを教えてくれ、家族や群れを守り、優しい。

 

大きくていつまでも側にいてくれると信じて疑わない存在。

 

そのお父さんが陰謀により崖から落とされ、ムーの大群に踏まれ、あっけなく死んでしまう場面。

 

この場面があまりに衝撃的で観るのが怖かった。

 

最期の言葉を遺すでもなく、シンバが駆け寄った時にはすでにただの亡骸になっていました。

 

死の場面というのは映画やドラマでよく見かけますが、これほど『死』の本当の意味を表現している作品は他にないのではないかと思います。

 

20年経った今でも観るのを躊躇うくらい、強烈に刻み込まれています。

 

そして昨夜20年ぶりに鑑賞し、一夜明けた今でもやっぱり立ち直っていません。

 

手塚治虫のパクりだとかそんなものはともかくとして、これは死がどういうものなのかを教えるに一番ふさわしい作品ではないかと思います。

 

 

 

そして。

 

内容には関係ありませんが、雌ライオンのナラの可愛さ。

 

表情や目付きにしぐさ。

 

本当にセクシーでキュートです。

 

同じライオンでも少し幼く、雄であるシンバとはまるで違います。

 

アニメでここまで表現できるって本当にすごいわ。

 

H監督やS監督が第二のジブリなどと(無理矢理)言われていますが・・・。

 

本気で言っているのかな?

 

ジブリやディズニーにとってかわるものなど存在しないと思うんですがね。